揺らぐ性を生きる~私はジェンダー・フルイド

ジェンダー・フルイドという概念を1人でも多くの方に知っていただきたく、いろいろと書いております。

ジェンダー・フルイドの読書

やる気が出なかったら出会った♡

男性モードSのお仕事の関係で、かなりモヤモヤ。 ミユキもなかなか出てこられない状況です。笑

『女子的生活』(坂木 司)

『女子的生活」のDVDを見ていたら、原作が読みたくなりました。 ドラマはほぼ原作通りなんですね。終わり方はけっこう違うけど、ストーリーはほぼそのままでした。小説のみきはもっと意地悪そうでしたけれど。笑 ということで、どちらから入ってもいいのでは…

オネエ化が進んでいる?

性自認が揺れ動くジェンダー・フルイドのはずなのに、最近オネエ化が進んでいるような気もする。 男モードを知っている人たちからすると、とてもキモイのではないかと思うのだけど。 なぜそうなるかと言えば・・・

8%もいるのに8%しか学んでいない―『レインボー始めました』

『レインボー始めました LGBTが生きやすい社会へ』(朝日新select)を読んだ。 社会の無理解や無支援に苦悩する性的マイノリティの事例や自治体の取り組み、そして提言が載せられた小冊子だ。 生物的には「女性」の事例が多いのが特徴。

「命にも関わる問題。そんなに待ってはいられない」ー『となりのLGBTさん』

私はLGBTではない。ときどきトランス・ジェンダーではと思うときもあるが、やはり違うとすぐに気付く。 それよりもさらにマイノリティだと自分では思っている。 なので、私たちよりも「メジャー」であるLGBTの問題がまず解決されないと、私たちにまでお鉢が…

自分の周囲は「普通の人」ばかりと考えることが・・・~『カミングアウト』

こんな記事を書いた。 miyuki-morikawa.hatenablog.com この記事からリンクした記事の最後に紹介されていた、砂川さんの本『カミングアウト』を早速読んだ。

『こころ』を読む

私は心が不安定だ。 精神病というのではないが、神経症は患ったことがある。 その後、神経症の再発はないが、一歩手前まではよく行く。 しばらく幸せな気分に浸ることがあるのだが、その反動で深く落ち込む。 そういうことの繰り返し。いつも悩んでいるのだ。

最近

こういう言葉が響くようになってきた。 クィアとは、プライバシーの権利の問題ではない。それはパブリックでいる自由のことなのだ。*1 *1:「現代思想 2015年10月号 特集 LGBT 日本と世界のリアル」

女装して人と会ってはじめて分かることがある―『女装して一年間暮らしてみました』

ジェンダー関連の本を少しずつ読んで勉強している。 Amazonで買うと関連する本がレコメンドされるので、「レコメンド・サーフィン」をしている。 その中でも、この本は目に付いた。 『女装して一年間暮らしてみました』(クリスチャン・ザイデル著、 長谷川 …

読みやすいが考証は本格的―『女装と日本人』

ジェンダー、特に女装やMtFトランス・ジェンダー関連の本を数珠つなぎで読んでいる。 今回は、『ありのままの私』(安冨歩、ぴあ)で取り上げられていた『女装と日本人』。私はKindle版を買った。 「本作品は、二〇〇八年九月、小社より講談社現代新書として…

第4章と第5章が面白深かった―『ありのままの私』

女性装で生きる安冨歩東大教授に改めて興味を持ったので、『ありのままの私』(ポプラ社)を読んだ。 ジェンダー関係の本は日本ではあまり売れないのかもしれない。2015年初版の本なのに既に絶版になっていて、Amazonではマーケットプライスで売られていた。…

集い、別れ、成長が残る~『めぞん刻の湯』

先日たまたま次の記事を読んだ。 gendai.ismedia.jp ちょうど「ジェンダー・フルイドの私を支援してもらうためのFacebookグループ」を立ち上げたばかりで、方向性に自信がなかったのだけど、この記事を読んで大いに勇気づけられた。 この記事が紹介している…

自立とは依存すること~『生きる技法」

ジェンダー・フルイドという概念を知って救われた私は、ほかにも救われる人がいるかもしれないと思い、5年計画でこの概念を普及しようと行動を始めた。 手始めは、このブログだった。 記事が少したまってきたので、次のステップとしてFacebookに秘密グルー…