揺らぐ性を生きる~私はジェンダー・フルイド

ジェンダー・フルイドという概念を1人でも多くの方に知っていただきたく、いろいろと書いております。

自分の周囲は「普通の人」ばかりと考えることが・・・~『カミングアウト』

 こんな記事を書いた。

miyuki-morikawa.hatenablog.com

この記事からリンクした記事の最後に紹介されていた、砂川さんの本『カミングアウト』を早速読んだ。

8つの「カミングアウトストーリー」に砂川さんがコメントするという形で、LGBTに対する理解を深めながら、カミングアウトしやすい社会がどれだけいいかを訴えている。

 

「カミングアウトストーリー」には哀しい話もある。だが、どれも感動的だ。

人と人とが本当に理解し合えることが、どれだけ素晴らしいか。無理解がどれだけ悲しい結末を引き起こすか。そういう意味で感動的だ。

わたしは(5)で涙が止まらなくなった。

 

全編読めば、自分の周囲は「普通の人」ばかりと考えることが、人をとても傷つけていることがある、ということがよく理解できるだろう。

そんな暇はないという人は、私が泣いた「カミングアウトストーリー(5)」だけでもいいから読んでほしい。