揺らぐ性を生きる~私はジェンダー・フルイド

ジェンダー・フルイドという概念を1人でも多くの方に知っていただきたく、いろいろと書いております。

男モードに違和感?

これも初めて言われた。

どちらかというとミユキとの接点が多い女友達から、「Sさん(私の男モード)のときのほうが違和感がある」と言われたのだった。

一緒にコスメを買いに行ったり、女同士で飲みに行く友達だ。そういえば、昨年は男モードで会ったのは1回ぐらいだったかw

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一番うれしい褒め言葉(≧▽≦)

昨晩、仲のいい女友達Kさんが新宿歌舞伎町の某店で1日ママをやるというイベントがあったので、参加させてもらった。

 

歌舞伎町だからってわけではないのだけど、ミユキで行くことにした。

基本的にKさんの友達ばかりが来店するイベントで、私が来店したときは女性のほうが多かった。遅くなるにつれて男性が増えていく感じ。既に4回やっていて、私は3回(うちミユキ2回、S1回)参加しているが、毎回こういう傾向だ。

 

11時近くになって、男性3人、女性2人、その他(私w)1人になったときに、女性Aさんが話しかけてきた。

私は、そのひと言に有頂天になってしまったのだけど、あとで聞くと、失礼なことを言ったのかと心配したらしい。

突然のことで、反応できないぐらい嬉しかったのだった。

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自分の中の「女性」に目覚めた頃

私が自分の中の「女性」に目覚めたのは、幼稚園の頃だった。

社宅にいたのだけど、女の子ばかりだった。

男の子も私の弟を含めて2人いたが、どちらもまだ小さくて遊び相手にはならなかった。

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読みやすいが考証は本格的―『女装と日本人』

ジェンダー、特に女装やMtFトランス・ジェンダー関連の本を数珠つなぎで読んでいる。

今回は、『ありのままの私』(安冨歩、ぴあ)で取り上げられていた『女装と日本人』。私はKindle版を買った。

 

「本作品は、二〇〇八年九月、小社より講談社現代新書として刊行されたものを電子書籍化したものです」とあるから、もう10年ほど前だ。近所の本屋でこの本を見かけたときは衝撃的だった。

女装界では超有名人の三橋順子さん*1が女装について真っ正面から書いた本が講談社現代新書に入っている!!!

その10年前には考えられなかったことだ。

*1:私たちぐらいの年齢で女装する者は、エリザベス会館が発行していた「くいーん」を通じて知っている。若い子たちは知らないかもしれない。

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