揺らぐ性を生きる~私はジェンダー・フルイド

ジェンダー・フルイドという概念を1人でも多くの方に知っていただきたく、いろいろと書いております。

美容室がこんなに心躍る場所だったとは!

私はいまウィッグを2本持っている。

1本はショート、もう1本はロング。

昨日はロングを着用していた。

かわいいのだけど長いのは重いし、重いと暑いし、さらにからまるしで煩わしい。

とはいえ、新しいのを買うのももったいない。

だったら切ってしまえと思ったのだけど、ヘアカットの心得のない私。自分で切るのは、捨てるのとほぼ同じこと・・・

だったら、美容室で切ってもらおう。

近所の美容室に電話してみたら、ウィッグのカットもOKだと言う。

ウィッグを持っていけば切ってくれるというのだけど、それだと細かい注文を出せないし、似合っているかも分からない。

「かぶったままでもいいか?」、すなわち「女装の男」が行くけれどいいかと聞くと、それでも構わないと言う。

だが、今日は予約がいっぱいだとのこと。

明日なら予約が取れると言うが、気が変わるかもしれない。他を当たりますと伝える。

 

次の美容室も、両方OKだが、予約は19:00が最早だと言う。電話したのは16:30ぐらい。とりあえず別を探すと返事。

Googleマップによれば、わが家の近所には20軒ぐらい美容室がある。どこも流行っているのかなあ。

 

3軒目で、今すぐ大丈夫というお店があったので、化粧直しだけして出かけた。

髪型カタログを渡される。見ているだけで楽しい♪

肩ぐらいまでのミディアムで可愛いのがあったので、こんな感じでとお願いする。

 こんなことなかなかない機会なのでと、写真を撮らせていただいたw

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すごく丁寧にカットしてくれた。

後ろ髪には段をつけてもらい、前髪も1cmぐらい切ってもらう。

梳きばさみもあるのね。男性用だと思っていた。

 

ウィッグショップだと、なかなか自分の好みの髪型が見つからない。

美容室だったら細かい注文も聞いてくれる。

切っていくうちに、「こんな髪型にしたかったの♪」という気持ちがどんどん膨らんでいき、顔もほころんでいく。

我ながらすてきな笑顔だと見とれてwいたら、美容師さんと目が合う。

美容師さんも、私が喜んでいるのを見て満足したのか、とてもいい笑顔を返してくれた。

 

美容室がこんなに心躍る場所だったなんて^^

やみつきになりそう。

髪を伸ばそうかな・・・

 

子供のころから自分のくせ毛にコンプレックスがあった。

一時期髪を伸ばしたことがあったのだけど、そのときはストパを当ててもらった。

1週間ぐらいはいいのだけど、やっぱりくせが強くて取れてしまう。ちょっと不経済だなと思って、すっぱり切ってしまった。

逆に美容師さんがしているようにパーマを当てちゃうほうがいいのかもしれない。

伸ばすか伸ばさないかけっこう揺れている。

 

最後はブローまでしてくれた。こんな感じになった。

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シャンプーがないので、2,900円とのこと。安い!

ウィッグを買うことを考えたら、かなりのお得。

 

雨の外出は久しぶり。

花見に行ったときに衝動買いした、桜色の傘をようやく使えた。

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濡れると桜の花びらの模様が浮き出てくる。

本当はもっと薄いピンクだけど、花びら模様を強調するようにレタッチしたので、赤が強くなった。

 

帰宅した妻に、「すごくノリノリだけど、いいことあったの?」と聞かれて、酔いのせいにしたw