ミユキとSで全体
タロットに凝っています。
いろいろ勉強しているうちにユング心理学に行き当たりました。
タロットをユング心理学で読み解くのは、タロットが古代エジプト由来と考えるぐらい馬鹿げているという意見もありますが、あたしにとっては興味深いことです。
そのユング心理学の中に、外見的な人格№1と、その背後に際限ないほどの深さと広がりをもった人格№2の二人の自分がいるという考え方があります。
これは二重人格や人格分裂とは関係なく「あらゆる個人の中で演じられている」とユングは言います。ですが№2の存在に気づく人が少ないのだとも。
あたしの場合、男モードのSが人格№1、ミユキが人格№2であることに間違いないと思います。
最近はミユキが出てくることが多くなりました。それでもSはときどきミユキが出てくるのをめんどくさいと抑えることも多いのです。
人格№1と№2の問題は、最終的には東洋思想の影響を受けて、自我と自己として定式化されました。
大ざっぱですが、自我とは意識、自己とは意識と無意識を統合したものの中心と考えるといいでしょう。
この無意識もユングの場合は、個人的無意識と集合的無意識の2つがあってややこしいのですが、全部ひっくるめてと考えるといいと思います。
ややこしい話になりましたが、要するにミユキとSを合わせて、あたしの全体的な自己ができていると言いたいのです。
どちらかを捨てても、あたしはあたしでなくなるのです。