揺らぐ性を生きる~私はジェンダー・フルイド

ジェンダー・フルイドという概念を1人でも多くの方に知っていただきたく、いろいろと書いております。

見る側、見られる側

「男と女では響くコピー(広告文)が違うと聞いたけど、男女を行き来するミユキさんは思い当たることがありますか?」

 

というような質問をいただいて、ちょっと考えてみました。

 

そもそもミユキと男性モードのSとでは、買うものも買う目的や課題もぜんぜん違います。だからか、男女で響くコピーの違いを聞かれても、結局分からなかったのです。

 

それよりも大きく気づいたのが、一般的に男性は見る側、女性は見られる側ということでした。

このくくりは、最終的にはセクハラ等につながっていくように思われるので、けっして良いものとは思いません。

しかし、少なくとも多くの女性は見られる(けっして嫌らしい意味だけではなく)側であることを意識して暮らしています。

あたしの女友だちは、見られる側への意識が足りないとかなり厳しい指摘をしてきますから、それが分かります。

だからあたしも服や靴などを買うときは、見られることをかなり意識して買います。響くコピーももちろんそういう課題に寄り添うもの。見られるはずもない下着だって*1。笑

 

男性でも見られることを意識して服を買う人も多いけど、見られる商売である芸能人でもない限り、30代にもなるとかなりいいかげんな人が大半になります。

もちろん女性も家ではかなりいいかげんですが(笑)、でも男性と比べるとかなり意識が違います。

 

まあ、誰でも分かっているようなことかもしれませんが、改めて気づいた次第です。

*1:でも色気のないときは色気のない下着を着けてるって女友だちはちゃんと見抜きます。