揺らぐ性を生きる~私はジェンダー・フルイド

ジェンダー・フルイドという概念を1人でも多くの方に知っていただきたく、いろいろと書いております。

今さら男モードでは行けない

自宅から徒歩7分ぐらいのところにあるYという飲み屋さん。

マスターが気の合うお客だけがいいというので、あえて紹介しない。

ここに引っ越しして、もう6,7年になる。

1年に1回ぐらいしか行かなかった時期もあったが、最近は月に数回顔を出している。

初めて入ったのは10年前ぐらいだった。

その頃はもう少し駅に近いところにあり、店名も違っていった。

何回か通ってから、女装をカミングアウト。

マスターも女装でショーをすることが分かり(女装趣味者ではなく、女形をやるのが好きらしい)、それ以後親密度が増した。

当時マスターはもう1軒、1階がダーツバー、2階がカラオケスナックというお店を経営していた。そちらのほうに着替えを置いてもらって女装させてもらっていた。

 

今の場所に引っ越してからも、つかず離れず仲良くしてもらっている。

引っ越ししてからは、自宅から女装して出かけるようになった。

 

夕方ブラっと出かけて、妻から帰宅の連絡が入るまで飲むという使い方をさせてもらうことが多い。

朝まで空いていることが多いので、妻が寝てしまってから出かけることもある。

いずれにしろ女性の格好だ。

 

他の常連さんたちともかなり知り合いになった。彼らは私の女性モードしか見たことがない。

なので、今さら逆に恥ずかしくて、男モードでは行きにくくなってしまったのだった。

 

そういうお店が近所にあるのは、ありがたい。

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