揺らぐ性を生きる~私はジェンダー・フルイド

ジェンダー・フルイドという概念を1人でも多くの方に知っていただきたく、いろいろと書いております。

人生100年時代なんて言うから・・・

私の母方のおじいさんは53歳で亡くなった。

父方のおじいさんと母方のおばあさんは60代で亡くなった。

父のお母さんは30歳前後で亡くなっている。

短命家系?

だが、父も母も健在だし、おじ・おばも今のところ元気だ。

 

1世代で寿命が20年ぐらい延びている。

人生100年時代と言われるけれど、本当かもしれない。

 

そもそも、100歳まで生きる期待がなければ、還暦以降は女モードをベースに生きていこうなんて発想すら湧かなかった。

今のところ希望であり、許される環境にならないかもしれないし、気が変わるかもしれない。

とはいえ、その希望で人生が何となく明るいものになっている。

 

30歳になったらやめよう、40歳になったらやめようと考えていた女装だけど、結局やめることなく、50歳を迎えるときには一生続けようと決めた。

これからどんどん老いていくけれど、老人というのは男女の区別がだんだん曖昧になっていく。だから、でかいけどおばあさんに見えるかも(笑)という考えだった。

 

ただ人生100年なら、私のような一般人でも、80歳過ぎぐらいならまだ美しく装えるかもしれない。

老後の不安、それはある。

でも、その不安よりも希望のほうが大きい。そのことが私を支えている。