ひな祭り
今週のお題「ひな祭り」
子供のころ、女の子っていいなと思ったのは、やっぱりひな祭り。
可愛い着物を着て、お人形を飾って、・・・
うちは男兄弟だけなので、ひな人形など家にはなく、かといって女子の家に呼ばれるでもなく、桜餅だけが楽しみだった。
とはいうものも、端午の節句は、それはそれで楽しんでいた。兜をかぶって、玩具の刀を振り回し、しっかりと男の子らしかった。
自分を女装者だと思っていたときも、4月4日の「オカマの節句」というのは全く興味がなかった。
3月3日と5月5日の中間にやるわけだから、ここでいう「オカマ」は「男女どちらでもない中性」という意味なのだろう。
私は「男でもなく女でもなく」という感覚を肌で理解できなかった。そういう感覚があることを否定しない。ただ、私にはその感覚がなかったということだ。
なので、ジェンダー・フルイドという概念がとてもしっくり来た。そして、男も女もしっかり楽しめるようになってきた。