揺らぐ性を生きる~私はジェンダー・フルイド

ジェンダー・フルイドという概念を1人でも多くの方に知っていただきたく、いろいろと書いております。

私はブレブレ

今回はやや自虐的。ジェンダー・フルイドの特徴というより、私個人の話として聞いてほしい。

私自身はブレブレの人間です。さすがに自分探しはしなくなったけれど、自分自身が何者なのか、見失うことが多い。

私が自分をジェンダー・フルイドと思い込んでいるのは、単に自分の性自認がブレブレなのを称して、そう言っているだけかもしれない。

こればかりは、誰かが認定してくれるわけではないしね(認定してもらえるのは、肉体の性ぐらいだけど、それもたまーに間違えるようだし)。

 

私がブレブレだと思うのは、朝からしっかり着替えてメイクする日が続くかと思うと、突然面倒になってしばらくミユキを閉じ込めておく日が続くこと。

もう本当はどっちなのよ?と自問自答したくなる。というより、してきた。

で、ジェンダー・フルイドという言葉を知ったので、私はそれに違いないと思ったのだけど、実際のところはどうなのかなあと思うわけ。

 

ただ、間違いなくミユキはいるし、ミユキはたぶん人生に満足していない。

この辺の感覚は、理解してもらえると嬉しいけれど、当事者にしか分からないものという気がしている。

 

S(私の男性人格)が、精神的にしんどくなるとミユキを閉じ込めようとする。今、まさにそう。こういうときはいろいろと自虐的な気持ちになる。

こういうSの性格がミユキを苦しめているのかもしれない。