揺らぐ性を生きる~私はジェンダー・フルイド

ジェンダー・フルイドという概念を1人でも多くの方に知っていただきたく、いろいろと書いております。

ファシリテーションの原則と性的マイノリティ

あたしの場合、性的マイノリティの自覚は中学生ぐらいからありました。

今とちがって、当時はほとんど情報がありませんでした。

女装者向けの専門誌があるのを知ったのは、社会人になってから。

女装クラブにはじめて行ったときのことでした。

その後、1993年にパソコン通信を始めて、専門サイトの会員になりました。

1995年にインターネットを始め、数年も経たないうちに、女装者向けのサイトや女装者自身のホームページが乱立しました。

 

前置きが長くなりましたが、(女装もその一部である)性的クィアの情報が一般の人でも見られる形で流通し始めたのは、1990年代後半から、つまりインターネットの普及と足並みが揃っていたわけです。

そしてあたしは、ずっと性的クィアの情報を見続けてきたのですが、これってファシリテーションの原則と似ているなあと、先ほど思いあたったのでした。

 

ファシリテーションは、1)問題の共有、2)意見の発散、3)議論の収束、4)結論の合意という形で進みます。

1995年代ぐらいから2015年ぐらいまでは、ずっと問題の共有をやっていた感じがします。一般の人が問題を共有するまでには至っていないのですが、当事者の間では、いま意見の発散に入っているように思われます。

それが、今だとたぶん60を超えている(もはや調べるのも難しい・・・)ジェンダーの分類という事態につながっているのでしょう。

おそらく15年ぐらいは続くのではないでしょうか。

 

そういう分類に疲れ果てて、収束に向かうのが2030年頃、結論が出て、こういう世の中にしていこうよという合意ができるのが2040年以降。そんな感じがします。

 

さっき思いついたことを、書き連ねただけなので、まとまりも根拠もありませんが。