揺らぐ性を生きる~私はジェンダー・フルイド

ジェンダー・フルイドという概念を1人でも多くの方に知っていただきたく、いろいろと書いております。

一人ひとりに寄り添うしか企業の生きる道がないから・・・

最近、詳細は言えないのですが、Sさん(ミユキの男性モード)はマーケティングの最先端に関わる仕事をしています。

従来のマーケティングに留まらない、もっと広い、社会変革的な観点を含んでいるのですが、最終的には企業の利益を最大化することが目的なので、まあマーケティングの範疇かなと。

 

難しい話ではありません。

顧客というよりは「生活者」一人ひとりに寄り添うことで、購買につなげようという話。

それにはテクノロジーが必須となるので、ITに強くマーケティングもそれなりに分かるSさんにお仕事が来たということです。

 

LGBTQに関しても、そういったマーケティング的な観点から捉えることもできます。

実際、企業はLGBTQにもモノを買ってもらいたいわけです。

なので社内差別はあったとしても、顧客の差別は基本的にしません(LGBTQに来られると他のお客様に迷惑がかかるということでもない限り)。

 

通販サイトの大きなサイズのレディース服の多くは、あたしのような女性装愛好家が買っているはず。

靴なんかは、最近では28cmぐらいまであります。

足の大きな女性ももちろんいるでしょうけれど、20年ぐらい前だとせいぜい26cmまで。日本の女性の足が、急に2cmも大きくなったとは思えません。

 

あたしなんかが女性の格好で、美容院に行こうが、化粧品売り場に行こうが、誰も問題にしないのは昨年証明済みです。

 

顧客としてのLGBTQは、既に社会的に十分受け入れられているということですね。

しかし従業員としてLGBTQとなるとまだまだ。

 

まあ資本主義らしい話ではあります。笑