揺らぐ性を生きる~私はジェンダー・フルイド

ジェンダー・フルイドという概念を1人でも多くの方に知っていただきたく、いろいろと書いております。

バイじゃなくてゲイよ

映画「ボヘミアン・ラプソディ」を見てきました。

泣けました。

おかげで、ちょっとむしゃくしゃしていたのが、

すっきりしました。

主人公であるフレディー・マーキュリーのセクシャリティ

1つの大きなテーマだったと感じます。

 

フレディーが恋人のメアリーに「最近変よ」と言われ、

ためらった挙げ句、

「僕はバイセクシャルなんだ」と打ち明けます。

するとメアリーが、

「バイじゃなくてゲイよ」と言い放つのです。

 

メアリーへの愛は、友人への愛だったのですね。

フレディーは、メアリーにそう告げられて、

はじめて自分の本当のセクシャリティ

気づいたのでした。

 

たぶんですが、

同性を愛することに罪の意識があり、

異性も愛せることを示すことで

贖罪しようとしていたのでしょう。

 

1980年前後のロンドン。

ゲイであることをはばからない人たちが

ようやく表に出てきた頃です。

 

しかし、フレディーの記者会見では、

彼のセクシャリティーについて

悪意のある質問が・・・

 

40年前は、

まだまだ同性愛がタブーだったことが

わかります。

 

フレディーとメアリーの二人は

紆余曲折はありましたが、

フレディが死ぬまで、いい友達だったとのこと。

何だか救われます。