揺らぐ性を生きる~私はジェンダー・フルイド

ジェンダー・フルイドという概念を1人でも多くの方に知っていただきたく、いろいろと書いております。

一人で抱えないで・・・

前回の投稿で「トランス・ヴェスタイト」という言葉を使いました。

miyuki-morikawa.hatenablog.com

実は普段使わない言葉なので、「トランス・ヴェスタイト」で合っていたかググったのでした。

 

すると、こんな「Yahoo! 知恵袋」の記事が出てきました。

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

正直に申し上げると、女性で自分がトランス・ヴェスタイトだと悩んでいる方を初めて知りました。

2009年の記事なので、もはや解決されていたらいいなと心から思います。

ベストアンサーに選ばれた、女性装というよりトランス・ジェンダー的な男性の回答が真摯で心を打ちました。この方の問題も解決していたらと願わずにはおれません。

 

回答の中の、この部分が重要かと思います。

あなたが苦しんでいる最大の理由は悩みを一人で抱えているからだと思います。

世の中には、「たかが服装」と一般の方が思うようなことで、ここまで苦しんでいる人がたくさんいるのです(全国民の1%にも満たないかもしれませんが、でも)。

そのような方々に申し上げたい。

どうか一人で抱え込まないでください。

 

とはいえ、真剣に悩んでいる方に、私のような者が「好きなときに好きなカッコをすればいいのよ」なんて言っても、何の解決にもならないでしょう。

私にできることは、こんな人間もいるというのを示すことぐらいです。けっして私みたいに生きなさいと言うことではありません。

重々承知しているのですが、そのように聞こえたとしたら、私の表現が未熟だからでしょう。

この辺は、もっと気をつけて書いていきたいと改めて思いました。(*1

 

ただ、こういう声がけぐらいはできます。

引用した知恵袋の質問者とベスト回答者のお二人――あなた方はけっして異常ではありません。病気でもありません。心がそれを求めているだけです。

*1:ただし「中高年のための女性装入門」カテゴリーに関しては、もし私のようにやりたかったら、こういうやりかたをお勧めするというスタンスで書きます。