SRSを受けるとテレビでは使いにくい?
タイトルの「SRS」*1という言葉が分からない人もいると思う。そういう人は脚注を見てください。
本当は、ジェンダーレス男子・女子について書こうと思っていたのだった。
そうなると思い出されるのがりゅうちぇるのこと。だが、それ以前にゲンキングがいたなと思い出したのであった。
ゲンキング、どうしてるんだろう?
以前から彼が性的違和を感じているのは知っていたが、いつのまにかSRSを受けていたようだ。
タイトルを見ただけで、「性転換手術」なんて今どき使わない言葉が使われていて、とても性的マイノリティへの理解などない人が書いたことが分かる。
ただ他も同様なので、ググったら一番上に来たこれを採用した。
それでまた思い出したのが、KABA.ちゃんの話。
ただ、自分が戸籍も女性になった時にあるスタッフから「扱いづらくなった」と言われた時にはがっかりしました。だったら、女性になったと言わないほうがよかったわけ? オネエなら面白おかしく扱えても女性になったら扱いづらくなる、というのも変な話ですよね。まだメディアの世界は柔軟じゃないと感じさせられました。
ひどい話だ。
メディアからは、女性装の東大教授安冨歩さんもひどい目にあったという。
ゲンキングもいろいろ調べると、テレビ出演が減ったのと性別違和がどうも関係しているように思われる。
「男」だから美しさが際立っていたのに、SRSをしたら「普通の女」になったということのようだ。
SRSを受けていてもテレビに出ている人は何人かいるじゃないかという反論もあろう。
ただこの2人は、どちらも芸能界デビューがSRSのあとだ。SRSを受けたこと自体がウリになっている。美しいがケバさもある、いかにもニューハーフというキャラのもいいのだろう。
メディアからすれば扱いやすいのだ。
このあたりメディア、特にテレビが持っている「差別意識」についてもっと暴いてもいいのだけど、長くなるからやめる。